大阪府建団連と大阪建設専門業安全協力会連合会の主催による建設業物故者第47回追弔法要が10月29日午後、東本願寺・難波別院(南御堂)でしめやかに営まれました。

 会場には遺族、会員組合員、官公庁来賓ら約300人が参列。大阪建設専門業安全協力会連合会会長が開会の辞を述べたあと、北浦年一大阪府建団連会長は「経済が先行き不安な中、新しい政権において更なる公共事業の縮減が検討されているが、我々専門工事業者は経営の厳しさを嘆くばかりではなく、現状打破に向けて相当な決意をもって当たる必要がある。とりわけ職人の待遇改善には今後とも大きく声を上げていかなければならない。職人を守り、育てていくことが、建設業全体の将来を見据えた課題である。また、安全対策の強化も必要であり、現場における死亡災害をなんとしても無くさなければならない。今まで以上に安全管理対策の充実強化を図り、労働災害の撲滅をここに改めて決意し、安心して働ける職場環境の実現に努めることを誓うものである」と追弔の言葉を述べました。
 このあと、橋下徹大阪府知事、平松邦夫大阪市長、石井淳子大阪労働局長(各代理)、奥村太加典大阪建設業協会会長からあいさつがあり、全員で焼香しました。



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