建団連とは会員団体役 員所在地

簡単にいいますと、わたしたちは建設業にたずさわる職人の集団です。建物を建てるには、さまざまな職種の職人が、それぞれの専門分野の技能を発揮して共同で作業を行います。こうした職種別の組合が集まって、大阪府建団連は昭和38年(1963年)に設立され、今日に至っています。

わたしたちは、今の建設産業のシステムでは、ゼネコンなどの「元請け」に対して、「下請け」という立場で建設にたずさわることがほとんどです。実際に建設現場で作業をしているのはわたしたちなのですが、元請けに対しては昔から弱い立場にあります。とくに最近ではダンピング受注によって、下請けにしわ寄せがきて、不当に安い値段で仕事をさせられるケースが増えています。長期間使えるしっかりした建物を建てるためには、あくまでも適正な価格で請け負うことが必要です。このため、わたしたちは、関係官庁とも連絡して元請け・下請けの関係の適正化や、適正価格による受注の確保をうったえています。また、専門工事業者の社会的地位向上、若い人の入職促進や技能労働者の育成、労働災害防止などにも力を入れて取り組んでいます。

最近は新築工事が大きく減り、逆に建物のリニューアル、リフォームの工事が増えています。わたしたちは、当然こうした改修工事にも蓄積した技術・技能を発揮できます。改修工事は、むしろわたしたちが元請けとして良い仕事ができる得意分野だといえます。最近、リフォーム工事の訪問販売などで、クレームが続出して社会問題になっています。こうした仕事も、わたしたちに直接お問い合わせいただければ、良質な工事を適正な価格でご提供することができます。

わたしたちは、ビル・マンションから戸建て住宅まで、建物に関する専門家がそろっています。どのようなことでも結構ですので、どうぞお気軽にご相談ください。お問い合わせは、こちらへ。